

「ナイキのエアフォース1が欲しいけど、1万5千円はちょっと高い…」 「流行りのエアマックス、私が履くとゴツすぎてロボットみたいになる」
スニーカーの王道、NIKE(ナイキ)。 街中で見かけない日はないほどの人気ブランドですが、私たち小柄な人間にとっては、少しハードルが高いブランドでもあります。
まず、価格が高い。人気モデルは平気で1万円を超えてきます。 そして、デザインが本格的すぎて、足の小さな女性が履くと「靴だけ浮いてしまう」という現象が起きがちです。
しかし、もし「見た目は大人用とそっくり」で、「価格は3〜4割安く」、さらに「小柄な足にフィットする」ナイキがあるとしたら、どうでしょうか?
それが、通称「GS(グレードスクール)」と呼ばれるモデルです。 これは本来、小学校高学年〜中学生向けに作られた靴ですが、実は世界中の足の小さい女性たちが愛用している「賢い選択肢」なのです。
この記事では、ナイキのGSモデルを使いこなし、憧れのスニーカーをお得に、かつスタイリッシュに履きこなすための攻略法を解説します。

ナイキの靴を探すとき、商品名の後ろに「GS」という文字がついていることがあります。 これはGrade School、つまり「学校に通う子供たち(ジュニア)」という意味です。
子供用といっても、ナイキのGSサイズは非常に幅広く展開されています。 一般的に「22.5cm(3.5Y)」〜「25.0cm(7Y)」あたりまで作られています。 つまり、私たちSサイズ女子の足にぴったりのサイズが、キッズカテゴリの中に大量に眠っているのです。
最大の違いは価格です。 例えば、定番の「エアフォース1」で比較してみましょう。
デザインはパッと見では区別がつかないほど同じなのに、価格には5,000円近い差が出ます。 これが、小柄な大人がこぞってGSモデルを指名買いする理由です。
ナイキで一番人気の白スニーカー「Air Force 1(エアフォースワン)」。 これを買うなら、小柄さんは迷わずGSモデル(品番にGSがつく、またはジュニアコーナーにあるもの)を選んでください。
大人用のエアフォース1には、靴紐の一番下に「デュブレ」と呼ばれる金属のプレート(AF1と刻印された金具)がついています。 一方、GSモデルにはこの金具がついていないことが多いです。 違いと言えばそれくらいです。 むしろ、金具がない分スッキリして見えますし、どうしても金具が欲しければ、ネットで数百円で買って付けることも可能です。
大人用のエアフォース1は、バスケットボールシューズの名残でかなり重量があり、「重くて疲れる」という女性もいます。 しかし、GSモデルは子供の脚力に合わせてソールの中身が軽量化されているため、大人用よりも軽く、普段履きとして非常に歩きやすいのです。
厚底スニーカーの元祖とも言える「Air Max 90」。 こちらもGSモデルが大活躍します。
エアマックス90の特徴である、カカトのエア(透明なクッション)や、サイドのパーツデザイン。 これらはGSモデルでも省略されることなく、そのまま採用されています。 レディースモデルだとボリュームがありすぎてバランスが取りにくいエアマックスも、GSモデルなら全体的に少しコンパクトにまとまっているため、小柄な女性の足元に綺麗に馴染みます。
ただし、一つだけ注意点があります。 GSモデルの「エア(空気のクッション)」は、大人の体重を支えるレディースモデルに比べると、やや圧力が低め(柔らかめ)に設定されていることがあります。 本格的なランニングやスポーツに使うなら大人用をおすすめしますが、街歩きやファッションとして履く分には、GSモデルのクッション性でも十分快適です。
ナイキの売り場には、エアフォース1にそっくりな激安スニーカーが置いてあることがあります。 「Court Borough(コートバーロウ)」というモデルです。
これは見た目は似ていますが、全く別の靴です。 エアフォース1の中に内蔵されている「エア(クッション)」が入っておらず、ソールが硬いゴムでできています。 価格は5,000円〜6,000円と非常に魅力的ですが、履き心地は「硬い」です。 「エアフォース1だと思って買ったら、足が痛くなった」という失敗をしないよう、商品名をしっかり確認しましょう。 (※もちろん、硬めの履き心地が好きなら、コスパ最強の選択肢です)
ナイキは、他のブランドに比べて「幅が狭く、甲が低い」ことで有名です。 特にGSモデルを選ぶ際は、サイズ選びにコツがいります。
ナイキのスニーカーは、足を入れる履き口が狭く、中のクッションが分厚いため、窮屈に感じやすいです。 普段22.0cmを履いている方でも、ナイキ(特にGSモデル)に関しては「22.5cm」を選ぶのが安全圏です。 GSモデルは子供の足に合わせて「甲が低く」作られているため、大人の女性が履くと甲が圧迫されることがあります。 紐で調整できるので、迷ったら大きめを選びましょう。
「エアハラチ」などの、靴下のようになっているモデルはさらにタイトです。 これらは普段より1.0cm大きくても良いくらいです。
「大人なのに子供靴を履くなんて…」と恥ずかしがる必要は全くありません。 ナイキのGSモデルは、世界中のスニーカー好き女子が「安くて可愛い」と認めている立派なファッションアイテムです。
浮いた5,000円で、スニーカーに合う新しいスカートを買うこともできます。 ABCマートやスポーツショップに行ったら、レディースコーナーだけでなく、必ず「ジュニア(キッズ)コーナー」の棚をチェックしてください。 そこに、あなたの足にシンデレラフィットする、お得なナイキが待っています。