

東北一の都会、宮城県仙台市。
仙台駅(サツエキとはまた違う、ペデストリアンデッキが広がるあの場所)に降り立つと、行き交う人々のファッション感度の高さに驚かされます。
エスパル、パルコ、藤崎、三越。
これだけたくさんのお店があるのだから、私に合う「小さいサイズの服」だってすぐに見つかるはず。
そう思って買い物に出かけたのに、帰る頃には手ぶらで、歩き疲れた足だけが痛い…。
そんな経験はありませんか?
身長150cm前後の小柄な女性にとって、選択肢が多いことは、逆に悩みが増えることでもあります。
標準サイズ(Mサイズ)のワンピースは山ほど売っているのに、肩幅が合わなかったり、着丈が長すぎて「服に着られている」状態になったり。
特にワンピースは、ごまかしが効きません。
ウエストの位置が数センチ下がるだけで、一気にスタイルが悪く見えてしまうのです。
さらに宮城県特有の悩みといえば、あの「ビル風」と「冬の寒風」です。
仙台おろしと呼ばれる冷たい風が吹く中、サイズの合わないゆるいワンピースを着ていると、スカートがめくれ上がったり、隙間から冷気が入って凍えたりします。
でも、諦めないでください。
仙台市内には、東北全土からファッションブランドが集結しており、その中には必ず「Sサイズ」「XSサイズ」を取り扱う優良店が隠れています。
また、名取や泉、石巻などの郊外エリアでも、賢く立ち回ればジャストサイズの一着は見つかります。
この記事では、宮城県全域(仙台・名取・石巻・大崎など)で、小柄な女性が「お直し不要」で着られるワンピースを手に入れるためのショップ攻略法と、宮城の気候に合わせたコーディネート術を徹底解説します。
まずは、宮城県ファッションの中心地、仙台駅周辺です。
ここは「若者のトレンド」と「大人の落ち着き」が混在するエリア。
小柄さんがまずチェックすべきは、駅直結の商業施設です。
東館・本館と広大なエスパルですが、ここで狙うべきは「Te chichi(テチチ)」や「ViS(ビス)」などのフェミニン系ブランドです。
これらのブランドは、Sサイズの展開がある商品が多く、特にワンピースは150cm前半の人が着ても膝下くらいの「上品な丈」に設定されています。
オフィスカジュアルにも使えるきれいめなデザインが多いので、通勤用のワンピースを探しているなら、まずはエスパルをパトロールしましょう。
パルコに入っている「SNIDEL(スナイデル)」や「LILY BROWN(リリーブラウン)」などのマッシュスタイルラボ系列のブランド。
実はここが、低身長さんにとっての穴場です。
多くの商品に「0サイズ(S相当)」や「00サイズ(XS相当)」が用意されており、ワンピースの着丈も短めに作られています。
「流行の服は大きいから無理」と思わずに、店員さんに「0サイズはありますか?」と聞いてみてください。
仙台パルコ店は東北の旗艦店なので、在庫が豊富に残っている可能性が高いです。
アーケード街を歩いて、一番町の「藤崎(Fujisaki)」へ。
ここは宮城県民にとって特別な百貨店ですよね。
質の良い、長く着られるワンピースを探すなら、迷わずここです。
藤崎や仙台三越の婦人服フロアには、「小さいサイズの婦人服」コーナーが常設されています。
ここには「23区S」や「組曲S」、「INDIVI(インディヴィ)スモール」など、身長150cm前後を基準に設計されたブランドが集まっています。
既製品を丈詰めしたワンピースとは違い、ウエストのくびれ位置、ポケットの位置、袖の長さまで、すべてが小柄さん仕様です。
同窓会や結婚式、子供の入学式など、「絶対に失敗できない日」のためのワンピースは、ここで試着して買いましょう。
店員さんもベテランの方が多く、宮城の気候に合わせた素材選び(ウール混や裏地の有無など)のアドバイスも的確です。
「仙台まで出るのが大変」「人混みが苦手」という方は、通販専門の小さいサイズブランド「Petitjo(プッチージョ)」が便利です。
最初からお直し不要の丈感で作られており、宮城の冬でも安心な長袖ワンピが見つかります。
仙台市泉区、寺岡にある「仙台泉プレミアム・アウトレット」と「泉パークタウン タピオ」。
車をお持ちの方なら、ここは宝の山です。
アウトレットモールの面白いところは、「標準サイズ(M・L)は売り切れているけど、XSやSサイズだけ売れ残っている」という現象が起きることです。
「BANANA REPUBLIC(バナナ・リパブリック)」や「BEAMS(ビームス)」などのセレクトショップに入ってみてください。
定価では手の届かないようなワンピースが、サイズが小さいというだけで破格の値段で並んでいることがあります。
特に海外ブランドの「0サイズ」や「XS」は、日本のSサイズ女子にジャストフィットします。
隣接するタピオには、普段使いしやすい「グローバルワーク」などのショップが入っています。
ここでは、Sサイズのスカートやワンピースを気軽に試着できます。
家族連れで賑わう場所なので、店員さんに気兼ねなく、あれこれサイズを試せるのがメリットです。
名取市の「イオンモール名取(エアリ)」や、利府町の「イオンモール新利府」、石巻市の「イオンモール石巻」。
これらの巨大モールを攻略するには、スマホを使った裏技が有効です。
モールに入っている「ローリーズファーム」や「レプシィム」などのブランド。
店舗にはフリーサイズしか置いていないことが多いですが、公式通販サイトでは「WEB限定の低身長サイズ」や「Sサイズ」を販売していることがあります。
これをスマホで注文し、「店舗受取り」に指定します。
例えば、石巻にお住まいの方が、通販で注文したSサイズワンピースをイオンモール石巻で受け取る。
これなら送料はかかりませんし、買い物のついでに受け取れます。
その場で試着して、もしイメージと違えば返品の相談もできる(ブランドによりますが)ので、通販の失敗リスクをゼロにできます。
広大な駐車場がある宮城のモール文化を最大限に活かした買い方です。
最後に、宮城県ならではの気候事情に合わせた、失敗しないワンピース選びのポイントをお伝えします。
仙台駅前のペデストリアンデッキや、ビル風が強い一番町、そして海風が吹く石巻や気仙沼エリア。
宮城はとにかく風が強い日が多いです。
ここで、ペラペラのフレアワンピース(特にシフォン素材など)を着ていると、スカートがめくれ上がって大変なことになります。
小柄さんが宮城でワンピースを着るなら、風でなびかない「少し厚手のニットワンピース」や、シルエットが崩れにくい「タイトめのIラインワンピース」がおすすめです。
フレアを選ぶなら、デニムや厚手のウールなど、重みのある素材を選びましょう。
お隣の山形や岩手に比べて、仙台市内や沿岸部は雪が少ないのが特徴です。
そのため、ガチガチのスノーブーツではなく、おしゃれな「ショートブーツ」や「ロングブーツ」で冬を越せることが多いです。
これは小柄さんにとってチャンスです。
ヒールのあるきれいめブーツを履けば、着丈が長めのワンピースでもバランスが取れるからです。
ただし、路面凍結(アイスバーン)は多いので、ヒールでも靴底が滑り止め仕様になっているものを選びましょう。
ワンピースの丈は、ブーツの上部が少し隠れるくらいのミモレ丈にすると、防寒性とおしゃれさを両立できます。
一方で、大崎市(古川)や栗原市などの内陸北部は、寒さが厳しく雪も多いです。
このエリアでワンピースを着るなら、「中に何枚着込めるか」が勝負です。
ピチピチのXSサイズではなく、ヒートテックや厚手のタイツを仕込めるように、少しゆとりのあるSサイズを選びましょう。
首元はタートルネック、袖口はリブで締まっているものを選ぶと、冷気が入ってきません。
宮城県は、東北の中でもファッションの選択肢が圧倒的に多い恵まれた場所です。
仙台駅前でトレンドの「0サイズ」を探す。
藤崎で一生モノの「ストロベリーサイズ」に出会う。
名取や泉で、お得に賢くSサイズを手に入れる。
「どうせサイズがないから」と諦めて、いつも同じような服ばかり着ていませんか?
少し視点を変えて、行くお店や買い方を工夫するだけで、あなたの体型にぴったり合うワンピースは必ず見つかります。
風の強い日も、雪がちらつく日も、ジャストサイズのワンピースを着て、背筋を伸ばして歩きましょう。