

「東京に行けば、どんなサイズの靴でも売っている」 地方から上京してきた時、そう信じて疑わなかったのに、現実はどうでしたか?
新宿や渋谷の駅ビルを何軒回っても、店頭に並んでいるのは「Mサイズ」や「23.5cm」ばかり。 「Sサイズありますか?」と聞いても、「すみません、お取り寄せになります」「当店では取り扱っておりません」と断られる日々に、心が折れそうになったことは一度や二度ではないはずです。
東京の難しさは、「お店が多すぎて、どこに小さいサイズがあるのか見つけられない」ことにあります。 さらに、1日1万歩以上歩くのが当たり前の東京ライフにおいて、妥協して選んだブカブカのパンプスは、靴擦れや足の痛みの原因となり、通勤地獄を招きます。
でも、安心してください。 東京には、確かに「シンデレラサイズの聖地」が存在します。 そこに行けば、21.0cmや21.5cmが「当たり前」のように棚に並んでいます。
この記事では、東京砂漠で靴難民になってしまったあなたへ、確実に小さいサイズに出会える「聖地巡礼ルート」をご案内します。

まず目指すべきは、ファッションの総本山・新宿伊勢丹です。 ここの婦人靴売り場は、間違いなく「日本一の品揃え」を誇ります。
伊勢丹には、通常サイズとは別に、明確に「小さいサイズ(ストロベリーサイズ/クローバーサイズ)」のコーナーが設けられています。 ここでは、国内外の有名ブランドの20.5cm〜22.0cmだけが集められています。 「これ可愛い!でもサイズがない…」という悲劇が起こりません。ここにある靴は、すべてあなたの足に入るサイズなのです。 特に伊勢丹オリジナルの「NT(ナンバートゥエンティワン)」は、日本人の華奢な足に合わせて木型が作られており、カカトが抜けない感動を味わえます。
伊勢丹が高嶺の花なら、ルミネはリアルトレンドの宝庫です。 特に新宿ルミネは、各ブランドの「旗艦店(フラッグシップショップ)」が入っていることが多く、他店では扱わないSSサイズを在庫している確率が高いです。 「DIANA(ダイアナ)」や「RANDA(ランダ)」の新作をチェックするなら、まずは新宿ルミネをパトロールするのが鉄則です。
「足のサイズが小さいだけでなく、幅が狭くて(ワイズBやC)、前に滑ってしまう」 そんな悩みを持つ小柄さんにとって、銀座6丁目にある**「銀座かねまつ 銀座6丁目本店」**は、一度は訪れるべき聖地です。
本店は品揃えが圧倒的です。 特筆すべきは、幅狭の足に特化したシリーズ「MISS SLENDER(ミススレンダー)」のラインナップ。 21.5cmのBワイズなど、一般の靴屋ではまずお目にかかれない「細くて小さい靴」が、当たり前のように試着できます。 また、本店にはシューフィッターのスペシャリストが常駐しており、その場で中敷き調整や、足の計測をしてくれます。 「私の足、こんなに細かったんだ」という発見は、今後の靴選びを劇的に変えてくれます。
かねまつの近くにあるダイアナの本店も必見です。 ここも「21.5cmコーナー」の充実度が違います。 何より、銀座本店のスタッフはフィッティング技術が高く、難しい足の形でも親身になって相談に乗ってくれます。
有楽町駅前のマルイは、働く女性の強い味方です。 ここの強みは、なんといってもプライベートブランドの「サイズ展開の広さ」です。
マルイが開発したこのシリーズは、なんと「19.5cm」からサイズ展開があります。 21.5cmどころか、20.5cmでも大きいという超小柄さんでも、ここなら確実に履けるパンプスが見つかります。 価格も5,000円〜10,000円程度と手頃で、クッション性が高く、丸の内や日比谷を歩き回る営業職の女性から絶大な支持を得ています。 有楽町マルイの売り場は広く、セルフフィッティングもしやすい雰囲気なので、店員さんに話しかけるのが苦手な方でも気軽に試着できます。
休日のカジュアル靴を探すなら、原宿・表参道エリアへ。 ここでは、世界に一つだけの「ジャストサイズのスニーカー」を作るという選択肢があります。
ここでは「NIKE BY YOU」というカスタマイズサービスが体験できます。 小柄さんにおすすめなのが、ベースモデルに「キッズ・ジュニアサイズ」を選ぶことではありません。 実は、レディースモデルの中にも22.0cmからの展開があるものが多いのですが、旗艦店である原宿店なら、そうした小さいサイズの在庫が潤沢です。 また、プロのスタッフに足のサイズを正確に測ってもらい、ランニング用やウォーキング用など、目的に合わせた最適な一足を選んでもらえます。
日本発のブランドであるオニツカタイガーは、靴の作りが細身で、小柄な日本人の足に非常にフィットします。 表参道の旗艦店には、22.0cm〜22.5cmの在庫が揃っており、海外観光客向けではない「日本人向けのモデル」もしっかり案内してくれます。
東京での生活は、とにかく歩きます。 駅の乗り換え、地下鉄の階段、オフィスまでの道のり。 どんなに素敵な21.5cmのパンプスでも、痛くて歩けなければ意味がありません。
新宿の京王百貨店や小田急百貨店には、「ウォーキングパンプス」のコーナーが充実しています。 「pedala(ペダラ)」や「GIRO(ジーロ)」など、見た目はパンプスだけど構造はスニーカーという靴の22.0cmが手に入ります。 お値段は2万円前後しますが、東京のコンクリートジャングルを生き抜くための「必要経費」として、一足持っておくとQOL(生活の質)が爆上がりします。
「聖地巡礼したいけど、仕事が忙しくて銀座まで行けない…」 「休日の新宿の人混みに行くと、頭が痛くなる…」 そんな多忙な東京女性には、デパート巡りの代わりに「自宅を試着室にする」方法が最適です。
東京で小さいサイズの靴を探すなら、目的別にエリアを使い分けましょう。
東京には、あなたの足に合う靴が必ずどこかにあります。 「私の足に合う靴なんてない」と諦めて適当な靴を履くのは、もう終わりにしましょう。 この週末は、あなただけのシンデレラシューズを探しに、聖地へ出かけてみませんか?