【雨・雪】長靴がブカブカ問題。Sサイズのレインブーツ&雪国対策

【雨・雪】長靴がブカブカ問題。Sサイズのレインブーツ&雪国対策

「Sサイズの長靴を買ったのに、歩くと脱げそう…」そんな小柄さんの悩みを解決。21.5cm〜22.0cmに対応するレインブーツの選び方や、大人も履けるHUNTER等のキッズサイズ活用術、雪道でも滑らない本格スノーブーツまで徹底解説します。
コハル
コハル

【雨・雪】長靴がブカブカ問題。Sサイズのレインブーツ&雪国対策

雨の日、街ゆく人々が長靴で颯爽と歩く中で、自分だけなんだか歩き方がぎこちない。 カカトが浮いてパカパカしたり、筒周りがブカブカで長靴が足に当たって痛かったり。


「一番小さいSサイズを買ったはずなのに、どうして?」


それもそのはず。一般的な雑貨屋や靴屋で売られている「レインブーツのSサイズ」は、多くの場合「22.5cm〜23.0cm」の設定で作られています。 しかも、脱ぎ履きしやすいように足首周りが寸胴に作られているため、実寸21.5cmや22.0cmの華奢な足の人が履くと、まるで「長靴に履かれている」ような状態になってしまうのです。


さらに深刻なのが、雪の日です。 サイズが合っていない冬靴は、足を踏ん張ることができず、転倒のリスクが高まります。 また、隙間から冷気が入り込み、しもやけの原因にもなります。


この記事では、雨の日も雪の日も、自分の足の一部のように快適に歩ける「シンデレラサイズの長靴・スノーブーツ」の探し方と、ブカブカ靴の調整テクニックを解説します。



1. 狙い目は海外ブランドの「キッズサイズ」

結論から言うと、小柄な大人が最も満足できるレインブーツは、海外有名ブランドの「キッズ(ジュニア)ライン」にあります。


「子供用の長靴なんて、黄色いゴム靴でしょ?」と思わないでください。 海外ブランドのキッズサイズは、大人のデザインをそのまま縮小しただけものが多く、シックで洗練されています。 しかも、価格は大人の半額近く。これを利用しない手はありません。


HUNTER(ハンター)

英国王室御用達のレインブーツブランド。 大人のレディースサイズ(UK3〜)は、一番小さくても22.0cm〜22.5cm相当で、筒丈も長く、小柄さんには膝が当たってしまうことがあります。 そこで狙うのが「Kids First(キッズファースト)」「Original Kids(オリジナルキッズ)」のシリーズです。


サイズ「UK2(約21.0cm)」や「UK3(約22.0cm)」があり、筒丈も短めに設定されています。 ロゴの位置やデザインは大人用と全く同じ。 黒やネイビーを選べば、誰が見ても「おしゃれなハンターのブーツ」にしか見えません。


AIGLE(エーグル)

フランスのブランドで、柔らかい天然ゴムの履き心地が特徴です。 エーグルのキッズラインも非常に優秀で、「ロリポップ」などのシリーズは筒が細身に作られています。 「足が細すぎて、どの長靴も筒がブカブカ」という華奢な脚の方におすすめです。


2. 街歩きには「サイドゴア」と「レインシューズ」

豪雨や大雪でない限り、あえて「長靴(ロングブーツ)」を選ばないのも一つの戦略です。 ロング丈はふくらはぎのサイズ感がシビアですが、ショート丈なら調整が簡単だからです。


サイドゴアレインブーツ

足首部分にゴム(ゴア)が入っているショートブーツ。 足首がキュッと締まっているデザインを選べば、足のサイズが多少大きくても脱げることはありません。 「オリエンタルトラフィック」や「ランダ」などのSサイズ(22.0cm〜)展開があるブランドなら、比較的フィットしやすいものが見つかります。


パンプス型・ローファー型

最近人気の「TEMPERATE(テンパレイト)」などのPVC素材ブランド。 これらは、最初から小さめの作りになっていることが多く、サイズ36(22.5cm)でも中敷きを入れば21.5cmの方が履けるケースがあります。 見た目が普通のパンプスなので、雨が止んだ後も恥ずかしくないのがメリットです。


3. 【雪国・寒冷地】滑らないスノーブーツの選び方

北海道や東北、北陸などの雪国への旅行、あるいは居住者にとって、レインブーツでは防寒性が足りません。 雪道で転ばないための本格スノーブーツ選びです。


THE NORTH FACE(ノースフェイス)

冬の定番「ヌプシブーティ」。 これもレディースサイズ(W)ではなく、「キッズサイズ(K)」を選びましょう。 キッズの21.0cmや22.0cmは、大人の女性が履くのにちょうど良いサイズ感です。 軽くて暖かく、ソールもしっかり滑り止めがついています。 価格も大人用の6割程度で手に入ります。


SOREL(ソレル)

シロクマのロゴで有名なカナダのブランド。 「ユース(Youth)」というカテゴリが、22.0cm〜24.0cm前後の展開です。 ソレルのユースモデルは、マイナス30度でも耐えられる本格仕様でありながら、大人のモデルよりも軽量化されており、小柄な女性にはむしろこちらの方が歩きやすいことが多いです。


4. すでに持っている「ブカブカ長靴」の調整術

「買い直すのはもったいない」「デザインが気に入って買ったけど大きい」 そんな手持ちの長靴を、快適サイズに変身させるテクニックです。 長靴は、パンプスと違って「甲」と「足首」さえ固定できれば歩けます。


「ボアインソール」を入れる

普通の薄い中敷きではなく、冬用の「モコモコしたボアインソール」や、極厚の衝撃吸収インソールを入れてください。 長靴は高さに余裕があるので、1cm〜2cmくらい底上げしても足が入ります。 厚みで空間が埋まり、フィット感が劇的に向上します。


「厚手の登山用靴下」を履く

長靴専用の靴下を用意しましょう。 登山用や、ルームソックスのような極厚の靴下を履きます。 これで足のボリュームを出し、物理的に隙間を埋めます。 靴下を重ね履きするのも有効です。


まとめ:小さい足は、雨と雪の日には「武器」になる

「合うサイズがない」と嘆く必要はありません。 レインブーツやスノーブーツの世界において、足が小さいことは「高機能なキッズモデルを安く履ける」という最強のメリットになります。


大人用のSサイズで妥協してガポガポ歩くのはもう終わりです。 HUNTERやノースフェイスのキッズコーナーへ行き、ジャストサイズの高機能ブーツを手に入れましょう。 そうすれば、憂鬱だった雨や雪の日が、少しだけ楽しみになるはずです。